DNAの成分
DNAは、
- リン酸
- 糖(デオキシリボース)
- 塩基
からなります。
塩基の種類
塩基は4種類あり、
- アデニン(A)
- グアニン(G)
- シトシン(C)
- チミン(T)
この4種類の塩基配列によって、
遺伝子の持つ情報は決まられています。
DNAの構造
シャルガフの経験則
1949年、シャルガフはDNAの塩基組成を明らかにし、
シャルガフの経験則として、AとT,GとCの分子数が等しいことを明らかにしました。
ウィルキンスによる螺旋構造の解明
1950年~1953年、ウィルキンスはX線解析により、
DNAは螺旋構造をしているデータを得ました。
二重螺旋構造
ワトソンとクリックは、
シャルガフとウィルキンスのデータ等をもとに、
DNAの構造を明らかにし、
DNAの二重螺旋構造を発表しました。
https://dosequis.colorado.edu/Courses/MethodsLogic/papers/WatsonCrick1953.pdf
わずか2ページの論文はざっくり言えば、DNAが螺旋で二本鎖ならこういう構造だよね?というアップルとパイナップルを足してペンパイナッポーアッポーペン的な論文で、ほぼ他人の研究結果のいい言い方でいえば結びつけたもの、悪く言えば、他人のアイデアを盗用したものでした。
塩基の相補性
DNAの塩基には、
対にな対になりやすい性質があります。
対にな対になりやすい性質があります。
それを塩基の相補性と呼びます。
具体的には、
アデニンはチミンと
グアニンはシトシンとしか
この組み合わせでは結びつきません。
ウラシルはまた別の記事で話します。
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