生殖には、
無性生殖と有性生殖の2種類あります。
それぞれ見ていきましょう。
生殖とは?
まずはじめに、生殖とはなにか?ということから入ります。
生殖とは、
生物が同じ種類の自分とは別の新しい個体をつくることです。
無性生殖
無性生殖とは?
無性生殖とは、配偶子によらない生殖方法のこと。
体細胞分裂によって、新しい個体を作ります。
分裂
分裂とはからだが2つ以上にわかれて、
新しい個体をつくること。
出芽
出芽とは、
体から芽のようなものがでて、
独立した新しい個体になること。
胞子生殖
胞子をつくって増える生殖を、
胞子生殖といいます。
栄養生殖
栄養生殖とは、
根茎葉など植物の体の一部から
新しい個体をつくること。
有性生殖
有性生殖とは?
有性生殖とは、配偶子の合体によって、増える生殖のことです。
減数分裂によって殖え、生殖細胞によって増えます。
減数分裂とは?
体細胞分裂と違い、
第一分裂と第二分裂が連続して起きて、
1個の母細胞から4個の生殖細胞ができる細胞分裂。
染色体数は母細胞の半分になります。
配偶子の種類
同形配偶子
大きさや形がほぼ同じ配偶子を、
同形配偶子といいます。
異形配偶子
大きさや形、運動能力の
違いのある配偶子を異形配偶子といいます。
雌性配偶子
大きい異形配偶子を、
雌性配偶子といいます。
卵
卵は運動性のない雌性配偶子のことです。
雄性配偶子
小さい異形配偶子を
雄性配偶子といいます。
精子
精子はべん毛をもって、活発に運動する
雄性配偶子のことです。
接合と受精
接合とは?
配偶子が合体することを、
接合といいます。
受精
卵と精子が合体することを
受精といいます。
接合子と受精卵
接合子とは?
接合した結果できたものを、
接合子といいます。
受精卵
受精で生じたものを受精卵といいます。
コメント