現在進化のカテゴリーの話を進めていますが、分類のカテゴリーの話も同時進行的に進めていきます。今回は植物界の分類です。本当は原核生物界や原生生物界を先にしないといけないのですが、植物界から話します。
植物界とは?
植物界とは生物の体細胞内に光合成色素を含み、葉緑体を持ち、主に陸上で光合成を行うものです。コケ植物やシダ植物、種子植物がそうです。
いずれも緑藻類のシャジクモの仲間から進化したと考えられています。
ちなみに藻類は原生生物界です。
シダ植物と種子植物は維管束を持っていて維管束植物と言います。維管束植物は重力に逆らうことができ、水分を体内に維持することができます。
コケ植物とシダ植物は胞子で繁殖し、種子植物は種子で繁殖します。種子植物のうち、胚珠が子房に包まれているものは被子植物。胚珠がむき出しになっているものを裸子植物と言います。
種子をつくる植物
種子植物とは? 花を咲かせ、 種子を作って増える植物を 種子植物しゅししょくぶつといいます。 被子植物ひししょくぶつと裸子植物らししょくぶつに 分けられます。 被子植物とは? 被子植物とは、 胚珠が子房に包まれているもので、 アブラナ・タン...
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